iPhoneを格安SIMで使いたい人のためのページ!
最終更新2020年1月6日
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このページはタイトルの通りに「iPhoneを格安SIMで使いたい!」っていう人に向けて書いた特化ページになります。
格安SIMや格安スマホっていう名前がここ2年でだいぶ浸透してきました。少し前まではAndroidのSIMフリースマホがメインで取り上げられていましたが、やはり人気のiPhone。
月額料金が大幅に下がるので、iPhoneユーザーも「iPhoneを格安SIMで使って月額料金を下げたいよ!」という人も増えてきたのか、MVNO会社も力を入れ始めてきました。
けど、ネットで検索すると「iPhoneは使える、使えない」「iOSが変わると動かない」といった情報が交差し中々踏み出せない人もいます。また、格安SIMにするということは、長年使っていたキャリア(ドコモ・au・ソフバン)からMVNOに乗り換えることになります。
まだMVNOは新しい市場で、利用者も全体の10%ほどです。けれど、劇的に月額料金が安くなるということで、既に市場では「第2のスマホ」という名でMVNOに力を入れ始めてきてます。
このページでは、「月額料金が安くなるなら自分もiPhoneを格安SIMで使いたい!けど不安なんだけどっ!?」という人に向けて、iPhoneを格安SIMで使うまでの道のりを実機を交えて初心者向けに詳しく書きましたので、参考になれば幸いです!
また、「いま現在お使いのiPhoneを格安SIMで使いたい」という方のために、キャリア別でまとめましたので、該当するキャリアはこちらからお読み頂ければ、より自分に合った内容の記事がご覧頂けます。
iPhoneを格安SIMで使う手順を紹介
iPhoneを格安SIMで使う手順は全部で5つ。
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- iPhoneを入手する
- 格安SIMを申し込む
- 新規orMNP
- 格安SIMをiPhoneで設定する
- テザリングに関するコト
@ iPhoneを入手する
まずiPhoneを用意するのですが、既にiPhoneを「持っている人」と「持っていない人」に分かれますので、1つずつ説明しますね。
●既にiPhoneを持っている人
既にiPhoneをお持ちの方は、そのiPhoneがドコモ・au・ソフトバンク・SIMフリー全て問題ありません。各社それぞに合った通信回線のSIMが出揃っています。
●これからiPhoneを購入する人
これからiPhoneを購入する人は、AppleストアでSIMフリーのiPhoneにすることをオススメします。理由としては、「MVNOと一番相性が良い」「手放す時もSIMフリーは高く売れる」といった利点が多いからですね。
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そうだね。SIMフリーのiPhoneなら今後どんな格安SIMが出ても対応できるし、新しい端末が欲しくなった時もSIMフリーのiPhoneは相場的に値段もほとんど下がらないからオススメかな。
最初に今はSIMフリーのiPhoneも分割払いに対応してるし、キャリアで色々なオプションを付けられる面倒なこともないしね(笑)
また、今ではiPhone6sやiPhone SEを格安SIMとのセット購入で扱っているMVNOもあります。セット購入可能なMVNOは別ページでまとめていますので、そちらを参考にして頂ければ幸いです。
↓ ↓
A 格安SIMを申し込む
格安SIMには電話番号付きの[音声通話SIM]とインターネット専用の[データSIM]の2種類があります。
音声通話SIM
090/080などの電話番号付きのSIMになります。音声通話SIMにはSMS機能がセットになっています。通話機能が必要な人はコッチを選びます。
データSIM
「もしもし」が付いていないSIMになります。音声通話SIMよりも月額料金が安く、SMS機能をオプションで付ければLINEやFacebookといった「認証が必要なアプリ」も使えるので、無料通話アプリやLINEトークでも問題ないという人向け。
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MVNOによっては最初からSMS機能がセットになってる所もあるけど、基本SMS機能は+150円〜200円かな。
今後ももし使いたいアプリで認証が必要なアプリが出た時必要になるから、個人的にはSMS機能は付けておいた方がいいと思うよ。
B 新規orMNP
1.新規でiPhoneを申し込む人
新規で申し込む人は、SIMカードのみの申込みで進みます。よく聞くMNP予約番号を手に入れる必要はありません。
上図は人気の楽天モバイルになります。一例ですが、今では公式サイトでも初心者向けに解説ページが記載されていますので、一度チェックしてみて下さい。
2.MNP(番号ポータビリティ)で申し込む
こちらも同じくSIMカード単品の申込みですが、既存の番号をそのままお乗り換えであれば、乗り換えを選びます。この時、MNP予約番号を取得しておきましょう。
●ドコモMNP予約番号発行手順
ドコモにアクセス後、「My docomoサービス一覧」→「各種お申込・お手続き一覧]」→「ご契約内容確認・変更」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」から申し込みを行います。
iModeをご利用中の方は、こちらも24時間受け付けで5分程度の簡単な手続きになります。
iモードに接続し、「i-menu」→「お客様サポート」→「お申込・お手続き」→「各種お申込・お手続き」から申込が可能です。
携帯からの場合:151へ電話
一般電話からの場合:0120-800-000へ電話
(受付時間:9:00〜20:00)
電話ではオペレーターから注意点の説明を受けたり、どうして解約するのかなどの質問を受けながら番号を発行してもらうことになります。
本人確認後、携帯電話の解約に必要な説明を受けると予約番号が発行され、電話にて教えてもらえます。
●ソフトバンク MNP予約番号発行手順
ソフトバンクの場合、事前に「ネットワーク暗証番号」という契約時に決めた4桁の暗証番号を用意しておくと、解約がスムーズにいきます。
因みにソフトバンクの場合は、PC・スマホからMNP予約番号を取得することはできません。個人的には電話での取得がオススメです。
携帯電話からの場合: *5533へ電話
一般電話からの場合: 0800-100-5533へ電話
(受付時間:9:00〜20:00)
ネットワーク暗証番号の入力が要求されますが、忘れた場合もオペレーターとの本人確認のためのやりとりにかかる時間が長くなるだけで、忘れてしまっていても問題ありません。
本人確認後、携帯電話の解約に必要な説明を受けると予約番号が発行され、電話にて教えてもらえます。
●au MNP予約番号発行手順
auの場合、PC・スマホからMNP予約番号を取得することはできません。基本的には電話での取得がオススメです。
現在スマホをお使いの方は、電話での取得が選択肢の中では一番便利です。 一般電話/携帯電話共通:0077-75470へ電話
(受付時間:9:00〜20:00)
ネットワーク暗証番号の入力が要求されますが、忘れた場合もオペレーターとの本人確認のためのやりとりにかかる時間が長くなるだけで、忘れてしまっていても問題ありません。
本人確認後、携帯電話の解約に必要な説明を受けると予約番号が発行され、電話にて教えてもらえます。
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更新月をまたぐと無駄に違約金が発生しちゃう可能性があるから注意したいね!
また、「一人じゃ心配だ、、」という方は、各MVNOごとにキャリアからの乗り換え手順をレビューしていますので、参考にしてください。
C 届いた格安SIMの初期設定をしよう!
届いた格安SIMは初期設定を自分で行います。
最初はドキドキかもしれませんが、思っている程難しくありません。
実際に、iPhone6とiPhone6sの両方を設定したレビューもありますので、合わせて参考にしてもらえればなっ!と思います。
iPhoneは現在全てのMVNO会社がiPhone専用の構成ファイルのインストールが必須となります。これはドコモ版・SIMフリー版・au版全てが対象となりますね。
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メッチャ簡単でしたもんね!
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そうだね!
始めてやる人がほとんどだと思うけど、拍子抜けするくらい簡単だからビビる必要はないね!
D テザリングに関するコト
現在ではドコモ、au、ソフトバンク系の格安SIMでテザリング機能に対応しています。
au系の格安SIMのiPhone/iPadでの利用時に関するテザリング機能については、au VoLTE対応のSIMカードでのみ利用可能となっています。
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全回線でテザリングが使えるのは嬉しいっスね!
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Android端末は機種によって、テザリング機能が使える・使えないがあるから、最終的には希望する格安SIM会社の「動作確認端末一覧」をチェックしようね
キャリアから契約更新月以外にMVNOに乗り換える時のポイント
キャリアのiPhoneからいざ楽天モバイルなどのMVNOに乗り換える時に考えることが2つあるかと思います。それは、
●契約解除料金はいくらかかるのか?
●端末を分割払いで支払いしてる場合、乗り換え時に一括で精算するのか?それともそのまま分割払いが可能なのか?
になります。
契約解除料金はいくらかかるのか?
通常よく知られている「2年しばり」だとキャリア一律9,500円(税抜き)が一般的ですが、それ以外のケースもありますので、表にしてまとめてみました。
キャリア |
2年縛りの違約金 |
それ以外のケース |
ドコモ |
9,500円 |
ガラケーを使用時で10年以上(旧プラン)は6,000円の違約金。 |
au |
9,500円 |
11年以上のauユーザーは6,000円 |
ソフトバンク |
9,500円 |
プランによって異なるので、サポートセンター157に問い合わせ。 |
大半の人が対象となるのが、9,500円(税抜き)の違約金になります。また、それ以外のケースもあり、ドコモの場合だとガラケーを10年以上使っている人は6,000円の違約金を支払うだけで他社に乗り換えることも可能です。
ソフトバンクに関しては、プランや申込み時のキャンペーンなどによってかなり異なるので、157のサポートセンターに問い合わせた方が良いでしょう。
分割払い時の残りの精算は一括?そのまま分割OK?
結論から先に言いますと、分割払いの残金が一括でも分割でも可能です。
ただ、キャリアによって支払い方法が少し異なりますので参考までにまとめてみました。
キャリア |
一括 |
分割払い |
ドコモ |
ドコモショップに来店して支払う。口座は不可。 | 残金を口座から引き落とし。 |
au |
口座から引き落とし可能だがショップに問い合わせが必要 | 口座から引き落とし可能。 |
ソフトバンク |
157⇒サポートセンター⇒#10⇒#でオペレーターにかけ、一括支払いを伝える。 | 口座から引き落とし可能。 |
キャリア全て分割払いが残ったままMVNOに乗り換えても、残金は口座から分割払いで支払うことが可能です。
まとめ&オススメのMVNO会社
以上が、格安SIMでiPhoneを始める基本的な流れになります。iPhoneはiOSがバージョンアップされると、MVNO側の確認が取れるまでアップデートはしない方が無難です。
また、使えるiPhoneシリーズ、iOSはMVNO事に異なりますので各MVNOの「動作確認端末一覧」で見ることが可能です。

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最後にスマホ部長が個人的にオススメするMVNO会社を4つ紹介したいと思います。
実際に僕が使ってる(使った経験がある)MVNOなので、その面でも安心できるかと思いますので参考にしてくださいね。
楽天モバイル(ドコモ回線/au回線)
楽天モバイルは、余った分のデータ繰越はもちろん、当月利用代無料など鬼のようなキャンペーンが満載です。iPhoneシリーズも対応充実。楽天ポイントも貯まりますので、他社のMVNOの拘りがなければ選んでおいて間違い無いMVNO会社です。
また、定期的に端末値引きセールが行われていますのでセット購入を希望する方はチェックですね。
UQモバイル(au回線)
CMをバンバン出しているので既にご存じの方も多いかと思いますが、auのサブブランドに位置するUQモバイル。通信測度は格安SIMの中でも爆速で有名です。
最初からかけ放題(無料通話)がセットになっている「スマホプラン」は当サイト限定の6,000円のキャッシュバックキャンペーンがありますので、「かけ放題は付けたい」という方にはオススメです。