iPhoneSEを格安SIMで実際に使ってみたよ!
現在、解体新書は全面リニューアルを行っています。
最新の第2世代iPhone SEの情報に関しては姉妹サイトの「SIMっちゃお!」で詳しく解説しているので、そちらを参考にして頂けると嬉しいです。
「SIMフリー iPhone SE」はマルチキャリアのスマホなので、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のSIMの使えますし、ドコモ系格安SIM・au系格安SIMでも使うことが可能です。
また、いま流行のVoLTE対応なので、ドコモSIMやau VoLTE SIMであれば高音質通話も可能ですし、海外に旅行の際は現地のSIMも使えます。言わばどんなSIMでも利用することが可能なんです!
キャリアの場合、iPhoneSEに限らず全てSIMロックがかかっているので、使い勝手は悪いし、iPhoneを分割払いで購入できても通信費が高いんですよね。
けれど、格安SIMに変更すれば毎月8,000円以上だった支払が6,000円以下(5GB/月)で使えるようになります。
毎月のデータ量が3GB程度であれば約1,600円で運用が可能です。
キャリアでiPhoneSEを使っている人は勿体ないです!!
実際たくさん通話をする人以外は、キャリアを使う必要がないんですよ笑
通話はLINEやFacebookなどの無料通話もあります。どうしてもある程度の通話が必要な方であればオプションで「かけ放題」もあります。
今ではSIMフリーのiPhoneもAppleストアで分割購入できるので、今まで通り分割購入の方も問題ありません。現在キャリアを使っている方は、ドコモ・au・ソフトバンクから格安SIMにMNPしてiPhoneSEを安く使いましょう^^
※追記、現在(2019年2月)ではApple公式からiPhone SEは販売終了となっています。
iPhoneSEを格安SIMとのセット購入が希望の方は、「UQモバイル」「ワイモバイル」「LINEモバイル」などで購入可能。
僕もiPhoneSEは大好きで2台目を購入しました。レビューはコチラ
この後、詳しく解説しますが、キャリアと比較すると格安SIMは必要以上に無駄なサービスが無いので非常に経済的です。それでは見て行きましょう!
:目次:
1 iPhoneSEのスペック
2 iPhoneSE開封!
3 格安SIMをセットしてみよう!
4 iPhoneSEのPAN設定
5 キャリアとの料金比較
6 余っているiPhoneの使い道
7 まとめ
iPhone SEの特徴とスペック
カラー | シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド |
---|---|
ストレージ | 16GB/34GB |
価格SIMフリー版 | 16GB 44,800円、64GB 49,800円 |
重量 | 113g |
ディスプレイ | 4インチ Retinaディスプレイ |
チップ | A9チップ/M9モーションプロセッサ |
iSightカメラ | 12メガピクセル、Live Photos対応、f値 2.2、自動手ぶれ補正 |
ビデオ | 4Kビデオ撮影対応、連続オートフォーカス |
タッチID | 対応 |
バッテリー | 連続通話(3G)最大14時間、インターネット(4G/LTE)最大13時間 |
センサー | Touch ID 指紋認証センサー、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー |
基本性能はレベルアップし、iPhone 6s並になりましたが、今回1番大きな変化がカメラ医性能の向上です。見た目はiPhone 5sですが、比較すると段違いです。
外部カメラは1200万画素とiPhone6sと同じになりましたが、インカメラは120万画素。iPhone 6sのインカメラは500万画素なので、セルフィーをたくさん撮るというユーザーには少し物足りないかもしれませんね。
iPhone SEには光学式手ぶれ補正機能が搭載されていませんが、iPhone 6/6sにも搭載されていませんので、そこまで気にする方はいないかと思います。
Retinaフラッシュや動画撮影中のオートフォーカスに4KビデオなどiPhone 5sからアップデートと考えれば十分過ぎるスペックです。
iPhone SE 対応周波数帯(対応バンド)
iPhone SEの周波数帯(バンド)はとても多く、VoLTE対応マルチキャリアスマホなので、キャリアや格安SIMのほとんどのSIMカードが使えます。これが「iPhoneはどんなSIMでも使える」という理由になります。
●LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、25、26、28)
●TD-LTE(バンド38、39、40、41)
●TD?SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
●CDMA EV-DO Rev. A(800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
●UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
●GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
iPhone SE (iOS10)いざ開封!
それでは実際にiPhoneSEをサクっと見ていきましょう。
▼iPhoneSEの化粧箱の中身になります。
●iPhone SE 本体
●Lightning USBケーブル
●USB ACアダプター
●イヤホンマイク
●SIMカードスロット用のピン
●注意事項などの紙
●リンゴマークのステッカー
▼色々な角度から。
iPhoneSEの全面は綺麗な4インチのRetinaディスプレイを搭載。背面部には、12メガピクセルのiSightカメラに、1080p HDビデオの最大4倍の解像度を持ち4Kビデオ撮影もできます。
iPhone SEに格安SIMを挿してみよう!
では次にiPhoneSEに格安SIMを挿して実際に使ってみようと思います。この作業は何回もやっていますが、結構楽しい作業なんですよw
何処の格安SIMを使うか迷いましたが、ココは人気の「楽天モバイル」で試してみることにしました。
それでは早速、SIMカードをセットしようと思うのですが、iPhoneはセットしていく工程で後に専用のプロファイルを1つインストールしなければなりませんので、必ずWi-Fi環境の元で行うようにしてください。
また、SIMカードは電源を入れる前に装着します。SIMを装着しないでiPhone SEを起動させても「アクティベートできませんでした」と表示されてしまって先に進めません。
▼SIMカード挿入口はiPhoneSEの脇にSIMカードを入れる箇所があります。専用の工具が無くても、クリップや画びょうで可能なので、「グッ!」と力を入れてカードスロットを引き出します。
▼引き出したスロットにSIMを乗せて、再び戻します。
iPhone SEのAPN設定
次に最初の1回だけ行うAPN設定(初期設定)を行っていきます。
各格安SIM会社にはiPhone専用の構成プロファイルソフトのURLページがありますので、そこでアプリを1つダウンロードするだけです。
今回は楽天モバイルの格安SIMを使っているので、プロファイルページはSIMカードが同封されている台紙にQRコードが記載されているので、まず読み込みます。
▼楽天モバイルのAPN設定時のプロファイルは、購入日によってインストールするアプリが異なります。
▼「申込種別」はメンバーズページの「ご契約者さま情報」から確認できます。
▼以下のファイルをインストールします。最後に警告文表示も出てきますが、気にしないで進めてOKです。
▼インストールが完了すると、LTE電波が表示されますのでこれで完了です。簡単でしょ?w
▼もし、正しく表示されない場合は一度「再起動」してください。そのまま使っても問題ありませんが、正式には何かの動作を行うと1回再起動するのがセオリーです。
お疲れ様でした!これで完了となります^^
4.7インチのiPhone6やiPhone6s、iPhone7も良いですが、片手で持っても画面いっぱい指が届く4インチはとても快適です。
「画面が大きい方が良い」という方には不向きですが、中身はiPhone6sのハイスペックなので、軽さや機動性はかなり気持ち良いです。
設定後に速度計測も行いました。十分な速度ですね!
iPhone SEを格安SIMとキャリアで2年間使った時の料金比較
iPhone SEの入手先はAppleストアでSIMフリー版が販売されています。同じくキャリアでも2年縛りですが、ドコモ・au・ソフトバンクからもキャリア版が購入可能です。
それでは、iPhone SEを2年間格安SIMとキャリアで使った時、「どのくらいお得なのか?」を比較表にしましたので、参考にしてください。
格安SIMの特徴
比較の前に格安SIMの特徴は以下の通りです。この他は各MVNOの独自のサービスが追加される感じですね。
●キャリアの月額通信費に比べると、格安SIMの通信費は大幅に安い!
例)8,000円以上 ⇒ 6,000円〜1,000円前後
●データ容量の追加購入が可能
●データ容量の繰り越しが可能
●キャリアから回線を借りるのでエリア、最大速度そのまま。
●高音質通話「VoLTE」対応。
●SMS(Cメール)の利用料・受信料が無料!または安い!
●テザリング無料(対応端末による)
●MNPで電話番号もそのまま(音声通話プラン)
●データ高速プランはいつでも解約できる(日割り)
iPhone SEを格安SIMとキャリアで2年間使った時の料金(MNP時)
iPhone SEを格安SIMとキャリアで2年間使った時の料金を比較してみました。料金は全て一番安いプランを選んでおり、全てMNPした時の料金を紹介しています。
特にキャリアは契約時に店舗ごとに半強制オプションに加入させられる事があるので、気をつけないと無駄なオプション費用がかかっていることがありますのでご注意を!
▼ドコモ
●カケホーダイライト 1,700円
●データパックS(3GB) 3,500円
●spモード 300円
●iPhoneSE 16GB 2,370円
⇒ 毎月割 -972円(2年56,880円)
●2年間合計(およそ) 6,898円×24=165,552円
▼au
●スーパーカケホ 1,700円
●データ定額3(3GB) 4,200円
●LTE NET 300円
●auスマートバリュー -934円
●iPhoneSE 16GB 2,370円
⇒ 毎月割 -1,920円(2年56,880円)
●2年間合計(およそ) 5,716円×24=137,184円
▼ソフトバンク
●通話し放題ライト 1,700円
●データ定額パック(5GB) 6,000円
●S!ベーシックパック 300円
●のりかえ割 -1,393円
●iPhoneSE 16GB 2,370円
⇒ 月月割 -1,920円(2年56,880円)
●2年間合計(およそ) 6,057円×24=145,368円
▼楽天モバイル
●1分40円通話量は従量制
●音声通話SIM(3GB) 1,600円
●iPhoneSE 16GB 44,800円
●2年間合計:44,800円+(1600円×24)=83,200円
▼マイネオ
●1分40円通話量は従量制
●デュアルタイプSIM(3GB) 1,600円
●iPhoneSE 16GB 44,800円
●2年間合計:44,800円+(1600円×24)=83,200円
※キャリア、格安SIM共にオプション代は含まれていません。
以上のことから、キャリアでiPhoneSEを使うよりも、格安SIM(MVNO)の方が約62,000円〜82,000円安いです。
何度も言いますが、通話をあまりしない方はキャリアでいる必要がありません。
これが僕が格安SIMで使っている一番の理由です。
通話が必要な方は、楽天モバイルにも「5分かけ放題(850円/月)」という、ドコモで言えばカケホーダイライト1,700円と同じオプションがあるので、そちらを付ければOK。しかも安い!
以上が、「iPhone SE レビュー」と「キャリアとの料金比較」でした。
余っているiPhoneの使い道
4インチサイズが好きでiPhone5sからiPhone SEに乗り換えた方や、Androidから新規でiPhone SEにした方も多いかと思います。
となると・・・「手元に残ったiPhone(スマホ)の今後の使い道はどうしよう?」と考える方もいるでしょう。
中学生のお子さんがいる方は格安SIMを使えば月額料金を大幅に下げることが可能
新学期シーズンも落ち着きましたが、まだまだお子さんが「スマホを持ちたい!」とお願いしてくるけど、月額料金が高いから困っている親御さんも多いでしょう。(僕も2人子供がいますが、キツイですよね。。)
もし、親御さんが今回「iPhone SE」に機種変した際、手元に残ったiPhoneに格安SIMを挿しお子さんに使わせれば月額1,600円(音声通話SIM:3GB)で持たせることが可能です。
更に、「通話機能は要らない、LINEやゲーム、SNS、ネットが使えればいい」とすれば、データSIMなら月額900円ほどで運用可能は嬉しいですね。
また、データSIMは最低利用期間や違約金が0円なので、1回使ってみて「やっぱり通話を付けたい」「やっぱりスマホはまだ必要ない」という時でも好きな時に解約できるのも特徴です。
サブ機やお子さんに使わせるといった形で手元にあるiPhoneを復活させるのであれば、楽天ポイントが還元される「楽天モバイル」がおすすめです。
必要がなければ専門のiPhone買取業者で買い取ってもらおう
特に活用先が思いつかなければ、専門の買取業者で買い取ってもらいましょう。振込手数料や発送代金も全て相手持ちなので簡単ですし、オークションなどよくあるトラブルも回避できるのでおすすめです。
iPhoneSEを格安SIMで実際に使ってみたよ-まとめ
今回はiPhone SEについてのご紹介でした。基本的にiPhoneシリーズのAPM(初期設定)はアプリを1つインストールするだけで完了と、とても簡単なので初心者でも全く問題ありません。
何よりスマホの運用費が安いです!
来年は娘も中学校に進学するので、100%格安SIMにします。中学〜高校とキャリアで使わせたら月平均7万でも6年間で420,000円にもなります。
格安SIMなら、6年間(3GB/月プラン)で115,200円なので、304,800円の節約になりますよ。同じお子さんを持つ親御さんの良き情報になれば幸いです!
何か分からない事があれば、お気軽にメールを頂ければ僕が分かる範囲でお答えしますので、「お問い合わせ」からぜひどうぞ♪
iPhone SEが対応しているおすすめの格安SIM会社
最後にiPhone SE SIMフリー版が使えるおすすめの格安SIM会社をご紹介して終わりにしたいと思います。
楽天モバイルも当然ですが、その他は以下の3社になります。時期によっては強力なキャンペーンを行うのも魅力です!
楽天モバイル
個人的に一番長く使っている楽天モバイルになります。安定した通信速度と楽天関連との相性が良いのが特徴。iPhone SEのセット購入もスーパーホーダイであれば契約年数に応じて長期割が使えます。
マイネオ
マイネオでもSIMフリー版の他にドコモ版、au版、ソフトバンク版のiPhoneSEが全てそれぞれのプランで利用可能です。
マイネオは月額料金を割り引くキャンペーンを頻繁に行っていますので、要チェックですね!
UQモバイル
三姉妹でお馴染みのau回線を扱うUQモバイルではSIMフリー版、ドコモ版、au版、ソフトバンク版は全て対応になっていますが、キャリア版のiPhone SEは全てSIMロック解除が必要となります。