ドコモを解約して格安SIMに乗り換える手順を紹介
今までドコモを使っていた人も
「通話をあまり使わない」
「ゲームや動画をほとんど見ない」
「LINEだけ使えればいい」
「子供には安く使わせたい」
「とにかく月々が高い」
っといった理由から格安SIMに乗り換える人が急増しています。
ドコモなどのキャリアは月額料金の最低ラインでも約6,500円付近が限界でしょう。○○割や光回線の同時契約でも6,000円辺りが限界かと思います。その他端末代の分割が加わるので最新端末の購入がメインとなるドコモを含めたキャリアはどうしても高くなってしまいますよね。
格安スマホであれば、最新端末に負けないスペックのSIMフリースマホ(約3万円前後)に加え高速データ通信料金が安いというコンボから月額6,000円前後で収まるのが一番の人気です。
そこで今回は格安SIMに乗り換える前にドコモの解約(MNP)の方法についてご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
ドコモの解約に最適なのは何時なのか?
ほとんどの方が定期契約型の2年契約を選んでいるかと思います。いわゆる「2年縛り」ってやつですね。この2年縛りのは2年で1サイクルと数え、この期間以内に「解約」「他者へのMNP転出」をすると違約金として9,500円が発生します。
違約金が発生しないのは、2年縛りが解ける25ヵ月目・26ヵ月目の「契約更新月」であれば他者へ乗り換えても違約金は発生しません。
電話番号をそのまま他のキャリア、格安SIMに乗り換えたい場合はこの期間以内に「MNP予約番号」を取得し、格安SIMへと乗り換えるのが基本となります。
基本プラン以外で時期に関わらず違約金が発生する物もある
「契約更新月」とは関係なく、ドコモの場合は解約時に違約金が請求される物があり、「(新)いちねん割引き」がこれにあたります。継続利用期間が何年であっても解約の歳には一律6,000円が請求されます。
ドコモ解約後の乗り換え先の格安SIM会社を決める
ドコモを解約し、格安SIM会社に乗り換える際には先に「乗り換え先」を決めてから、MNP転出を行いましょう。先にMNP転出届け(MNP予約番号の発行)をしてしまうとドタバタしてしまうので苦笑
・どの格安SIM会社を選べば良いのか?
1つの基準として挙げられるのが、ドコモ端末の場合ドコモ系(ドコモ回線)の格安SIMであればSIMロック解除をする必要がなく、既存のスマホをそのまま格安スマホとして使えるのでとても簡単です。
ドコモ系の格安SIMで代表的なMVNOは以下の通りです。
・楽天モバイル
・マイネオ
・LINEモバイル
・IIJmio
・DMMモバイル
・OCNモバイルONE
中でも「楽天モバイル」と「マイネオ」、「IIJmio」、「LINEモバイル」は格安SIMの中では最大手なので、手持ちのスマホをそのまま継続して使いたい人はこの4社から選ぶ方が良いでしょう。
それぞれの乗り換え手順も別記事でレビューしていますので、合わせて参考にしてください。
ドコモのMNP乗り換えに伴う解約の流れについて
それではドコモのMNP転出に伴う解約の流れについてご紹介します。完全にスマホを辞める!という方はドコモショップへ直接行かなければなりません。
MNP転出でドコモを解約する一連の流れ
電話番号をそのままで、格安SIMへ乗り換える場合は「MNP予約番号」を発行しなければなりません。MNP予約番号の発行は以下の2つの方法の中から取得することが可能です。
1 ドコモショップへ直接行く
2 電話でMNP予約番号を入手する
個人的には電話の方が待ち時間もなく簡単なので、「2」が良いでしょう。
・ドコモの携帯からなら「115」
・一般電話からなら「0120-800-000」
また、My docomoからでもdアカウントを所有していれば行えるので、パソコンに慣れている人は一番手軽かもしれません。
MNP予約番号の有効期限は発行日から15日間と決められています。また、乗り換え先の格安SIM会社でも「有効期限が10日以上残ってるように」と決められている所もありますので、MNP予約番号をゲットしたら3日以内に乗り換えを済ませれば安心です。
解約にあたっての注意点
格安SIMに乗り換えるという事は、「ドコモを解約する」と同義語なので、今まで使っていたドコモのサービスが受けられなくなります。代表的な注意点を以下にまとめました。
・ドコモポイントが失効する
dアカウントを持っていればdアカウントの再発行することでdポイントを継続利用することが可能なので、アカウントを持っていない人は取得しておきましょう。
・キャリアメールが使えない
長年ドコモを使ってた人は「@docomo.ne.jp」のキャリアメールを連絡手段で利用していると思うので、友人や仕事関係で使っている人はLINEやgmail、FaceBookなどで連絡手段の確保をしておきましょう。
・端末代金の残額はそのまま残る
ほとんどの方がスマホ代を24回払いの分割で支払っていると思います。格安SIMに乗り換えた際、スマホ代の引き落としは払い終わるまでドコモから引き落としといった形になりますので、特に何もしなくて大丈夫です。
格安SIM会社へ乗り換える
MNP予約番号を入手したら移転先の格安SIMの申込みを行います。
料金プランや独自のサービスは異なりますが、MNP乗り換えで以下の3つは共通なので事前に準備しておくとスムーズに申込みを進めることができるので、準備しておきましょう。
1 MNP予約番号
2 引き落とし用のクレジットカード
3 免許証などの写真
基本的に格安SIM会社の引き落としはクレジットカードが原則となります。口座引き落としもありますが、手続が面倒なのでできればクレジットカードを用意しておきましょう。
身分証明書は運転免許証や保険証などが挙げられます。申込みはスマホからも全部申込みができるので、アップロード(提出)用に免許証の表と裏を撮影しておきましょう。
後はSIMカードが届いたら、自分でMNP切替を行います。
下図は楽天モバイルの例ですが、自分の好きな時にMNP開通手続を行えます。切替時間も30分〜1時間で済みますので、「スマホが使えない空白の時間」が最小限に抑えられるのも嬉しいメリットです。
そして乗り換え先の格安SIMが繋がった時点で、ドコモは自動的に解約となります!
まとめ
以上がドコモを解約して格安SIMに乗り換える手順となります。
この流れはauもソフトバンクでも全て同じです。格安SIM会社は実店舗が少ないですが、公式にあるチャット機能を使えばすぐに応対してくれるので心配はありません。僕も最初の頃よく使いましたが、本当に親切に応対してくれるので助かりました笑。
格安SIM会社の選択は人それぞれの使用目的などで分かれるので、一概に「ココが良い!」とは言えませんが、乗り換えと同時に端末も新しくしたいのであれば「楽天モバイル」や「IIJmio」がお薦めです。
キャンペーンも頻繁に行っていますので、一度チェックしておくと良いでしょう。