「VAIO Phone A」レビュー!リッチな外観とDSDS搭載24,800円で登場!
まずは早速「VAIO Phone A」を使ってみよう!
それでは細かいスペックや外観は置いといて、早速使ってみましょう♪
今回はLINEモバイルでも「VAIO Phone A」の取り扱いを始めていますので、実際にLINEモバイルの格安SIMを使って初期設定や通信速度を見て行きます。検討中の方はご参考にして下さいね。
▼まずは、本体の電源を落としてからSIMトレイを取り出します。
VAIO Phone AはAndroidを搭載したことによって、SIMカードが2つ利用できるデュアルスタンバイ(DSDS)が可能になりました。
僕は毎回容量を拡張したい派なので片方はSDカードで使ってしまうのですが、拡張なしであれば、仕事用とプライベート用に分けてSIMを使うといった手段もできます。
▼SIMカードを入れたら次にAPN設定をします。
Androidは基本的に同じで、ホーム画面の設定から→もっとみる→モバイルネットワーク設定→アクセスポイント名の順に進むとAPN設定画面に辿り着きます。
▼申し込んだ格安SIMを選ぶ
画面を一番下までスクロールすると「line.me」と書かれたLINEモバイルのAPN情報があるので、そちらをタップすれば設定完了です。
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ワンタップで完了するから簡単っスね。
▼設定後にWi-Fiを切断して確認する。
ちゃんとAPN情報が正しく設定されていれば、Wi-Fiを切断後アンテナピクトの部分に【4G】が現れます。これでインターネットに接続されいていることになります。
▼設定後の速度計測
APN設定直後の速度計測を行いました。毎回直後に行うので同じ場所での計測になりますが、特に問題なく22.34Mbpsと良好です。
後日都内に出張があるのでその時に色々な場所で測って来ますのでお楽しみに^^
VAIO Phone Aのスペックを見てみよう
ガジェット好きな方は「あれ?」っと感じたかと思いますが、「VAIO Phone A」は去年発売されたWindows 10 mobileを搭載したVAIO Phone Bizのハードウェアを使いOSにアンドロイドを採用したのが「VAIO Phone A」になります。
また、2枚のSIMを使い分けられる「デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)」に対応。
評価が高かった外観をそのままに、価格が抑えられ24,800円ですがハードウェアが全く同じというのは嬉しいポイントです。
スペックは以下の通り。
●VAIO Phone Aのスペック
OS | Android 6.0.1 |
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ディスプレイ | 5.5インチ1920×1080フルHD |
CPU | Snapdragon 617:8コア |
RAM/ROM | 3GB/16GB |
microSD | 最大64GB |
カメラ | 1300万画素 |
SIMサイズ | SIM1:microSIM SIM2:nanoSIM |
サイズ | 高さ:156.1:幅:77.0:厚さ:8.3 |
重さ | 167g |
Wi-Fi | IEEE 802.1a / b / g / n / ac |
ポート | microUSB |
公式 | VAIO Phone A |
性能自体は昨年モデルだが、まだまだ現役で続投可能!
上記でも少し触れましたが、昨年発売された「VAIO Phone Biz」と内容は同じなので搭載されているSoCも全く同じだけど、現在(2017年4月)では最新のミドルスペックと同等性能なのであと2年は現役で活躍できます。
また「VAIO Phone A」は、5.5インチのフルHD解像度(1920×1080ドット)ディスプレイと搭載しており、高精細で見やすい大画面使用となっています。
外観はアルミニウムの削り出し加工で高品質感もGOOD。CPUもオクタコア「Snapdragon 617」に加え、2万円台では珍しい3GBのRAMを乗せているので、複数タブや重めのアプリも十分に楽しめます。
デュアルスタンバイ機能が利用可能
変更された部分が2枚のSIMカードを同時待ち受け可能のデュアルスタンバイ(DSDS)機能に対応しているので、通話SIMとデータSIMを個別で管理することができるので、通話が多い人はキャリアのかけ放題SIMを使いながら、格安SIMのデータSIMとの両使いも可能です。
ただし、搭載されているSIMスロットはmicroSIMとnanoSIMですが、nanoSIM側がmicroSDストッロと共通なので、注意が必要です。
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容量を拡張したい人はデュアルスタンバイは無理っスね。
対応バンドやその他について
対応バンドはLTEがバンド1/3/8/19/21、W-CDMAがバンド1/5/6/8/11/19。
LTEのキャリアアグリゲーションはバンド1+19、1+21、3+19の3種類。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。Bluetooth 4.2、GPSを搭載し、地磁気、ジャイロ、加速度の各センサーを搭載する。外部端子はmicroUSB(USB 2.0)。なおNFC、FeliCa、防水・防塵、赤外線通信に対応しない。
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対応バンドを見ると『ドコモ系』の格安SIMで使うことになりそーっスね。
そーだね。発表時点で取り扱いを表明しているMVNOは、「IIJmio」「DMMモバイル」「BIGLOBEモバイル」「LINEモバイル」が挙がってるよ。
「VAIO Phone A」の外観など
右側面に電源ボタンと音量ボタン
上部にイヤホンジャック
ポートはmicroUSB
背面はサテン風の金属ボディが特徴になっており、金属部分と樹脂性のアンテナパーツからできているのでiPadのような高級感を感じられます。
1300万画素の背面カメラで撮影したのがコチラ↓
サイズ変更はしていますが、トリミングなどはしていません。(PM4:30頃撮影)
VAIO Phone Aのメリットとデメリットについて
それでは「VAIO Phone A」にも長所と短所があるので確認しておきましょう。まずはメリットは以下が挙げられます。
・2万円半ばの割安価格
・DSDSに対応
特徴といえばこれらの2点が真っ先に挙げられますね。
まず価格面ですが、24,800円(市場価格)といったかなり安い部類のミドルスペックでDSDSに対応しているのは珍しいです。
その分ストレージや1つ型落ちのSoCなどを犠牲にしてる部分もありますが、その辺りが気にならなければ価格の恩恵は十分に受けられると僕は思います。
特に大容量のゲームアプリで遊ばない人にはミドルスペックでも問題ないっスもんね。
次にデメリットで挙げられるのは以下の通り。
・au系の周波数に対応していない
・ストレージが16GBと少な目
・防水防塵おサイフ非対応
・指紋認証非対応
「VAIO Phone A」はau系の通信バンドやau VoLTE非対応なのでau系の格安SIMは使えません。そーなると必然的にドコモ系の格安SIMを使うことになり、DSDSもドコモ系で固めることになります。
また、ストレージが16GBと少なめでmicroSDスロットとnanoSIMスロットが共用になっているので、DSDSで使う場合はmicroSDカードは使えず16GBのみで使うことになるのがデメリットですね。
共用であれば最低32GBは欲しかったところですが、価格帯が安いことから仕方が無いのかもしれませんね。
こういったスペックにより、DSDS機能を使う際は周波数帯やストレージ(ROM)などに制限があることも覚えておきましょう。
VAIO Phone Aを扱うMVNO(格安SIM会社)
現時点(2017年4月26日)でVAIO Phone Aを取り扱うMVNO(格安SIM会社)はLINEモバイル、nuroモバイルとなっています。
個人的に愛用しているLINEモバイルは通信速度やLINEのデータ量がカウントフリーが多いに「使える」のでオススメです。端末代の支払いは一括購入しか選択肢がありませんが、格安SIMとセット購入であればキャンペーンの恩恵も受けられますので、別々に購入するよりもお得になります。