【日本モデル】ZenFone 4 Max (ZC520KL)を格安SIMで使ってみたよ!
2017年12月8日に発売された「ZenFone 4 Max (ZC520KL)」を早速購入し、実際に格安SIMで使ってみました。今年の4月に発売された「ZenFone 3 MAX」の後継機となりますね。
今回は日本販売モデルのZenFone 4 Maxのスペックや特徴を簡単に紹介し、実際に格安SIMで使ってみましたので購入前の確認などでお役に立てれば幸いです。それではいってみましょう!
「ZenFone 4 Max (ZC520KL)」を実際に格安SIMで使う時の初期設定手順
まずはスペックや詳細の前に早速使えるようにしてみましょう♪
「ZenFone 4 Max」といったAndroidスマホの初期設定(APN設定)はほとんど同じです。1回できてしまえば今後どんなAndroid端末でも説明書不要でできちゃうので是非チャレンジしてくださいね!電源を落として、SIMカードをセットする
全ての端末に言えますが、初期設定時は端末の電源は必ずOFFにしてから行います。電源ONでもできますが、トラブルが起こってからでは遅いので僕は電源OFFを推奨します。
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今回はドコモ系のLINEモバイルを使って初期設定をやっていくっスね
▼側面のSIMスロットを取り出してセットします。ZenFone 4 MAXはトリプルトレイで下写真の左・真ん中がnanoSIM。左がmicroSDカードの合計3枚が同時にセット可能となっています。
▼APN画面までの道のりは、「設定」>「もっとみる」>「モバイルネットワーク」>「アクセスポイント名」の順でOK
▼主要のMVNOであれば既にAPN情報が入っていますので、その中からご自身が使うMVNOをタップして選べばOK。
▼設定後アンテナピクト横に「4G」が表示されれば無事に完了となります。
もし、4Gが出現しない時は一度再起動やAPN情報のタップ間違い、モバイルデータ通信がOFFになっていないか?など確認します。僕は今までに「4G」が出なかったことがありませんが、その場合は契約しているMVNOに問い合わせましょう。
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以上で完了っス!!
ZenFone 4 Maxのスペック
・OS:Android 7.1.1
・SoC:Snapdragon 430
・RAM/ROM:3GB/32GB
・MicroSD:最大256GB/専用スロット搭載
・ディスプレイ:5.2型/IPS
・解像度:1280×720
・バッテリー:4100mAh
・アウトカメラ:1300万+500万/デュアルレンズカメラ
・インカメラ:800万
・カラー:ブラック/ゴールド/ピンク
・サイズ:高さ約150.5mm×幅約73.3mm×奥行き約8.73mm
・重量:156g
・Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
・センサー:加速度センサ、電子コンパス、光センサ、近接センサ、指紋センサ
・価格:24,800円(公式価格)
SoCが「Snapdragon 430」でRAMが3GBという事でミドルスペックの部類に属します。総合スコアは約45,000点なので一般的なweb閲覧、LINE、YouTube等の動画閲覧、モンストやツムツムといった2D系のゲームアプリであれば問題ないレベルです。
シャドーバースやFF系の高グラフィックなどの3Dを多様するゲームアプリだと容量いっぱいだと厳しい可能性があります。
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LINEやTwitterのSNS系は問題ないから中学生辺りに安く持たせたい人にはオススメっスね
対応バンド(ネットワーク)
・FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7
・B8/B12/B17/B18/B19/B26/B28
・TD-LTE:B38/B41
・キャリアアグリゲーション:非対応
・W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8/B19
・GSM/EDGE:850、900、1800、1900MHz
ZenFone 4 Max(ZC520KL)の対応バントについて
上図で確認すると、docomoLTEは全国カバーのバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下郊外の繋がりやすさを左右するプラチナバンド19に対応しています。おまけでエリア拡大中のバンド28にも対応。
これならばdocomoで発売されているモデルと同じ電波の掴み具合で利用できますので、余程拘りがなければドコモ系の格安SIMを使いましょう。
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このページでオイラもドコモ系の格安SIMを使ってるっス
・au系の格安SIMへの対応は?
au系の格安SIM、UQモバイルとmineoのauプラン、そしてIIJmioのタイプAとBIGLOBEモバイルのタイプAが主に使っているLTEバンドは、バンド1、バンド18、バンド26です。ZenFone 4 Maxは全てに対応しているのでデータ通信は事実上問題ありません。
ですが、auのVoLTEに対応するまではデータ通信ができない可能性があります。auのVoLTEはアップデートで対応しますが、上記4つのMVNOでは発表されていません。(2017年12月時点)
auのVoLTEに対応すると、au系の格安SIM(VoLTE用/マルチSIM)で音声通話やSMSも使うことができますがしばらくは様子見といったところでしょう。
ZenFone 4 Maxの外観
「ZenFone 4 Max」のカラーバリエーションは3色で、
・ネイビーブラック
・ローズピンク
・サンライトゴールド
です。今回僕はネイビーブラックをチョイスしました。
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ピンクとゴールドも可愛い感じっスよね
ZenFone 4 Maxの特徴
ZenFone 4 Maxの目立つ部分を幾つか挙げてみます。
大容量バッテリー搭載。モバイルバッテリーの代わりにもなるよ
ZenFone 4 Maxのバッテリー容量は4100mAhと5.2型の中ではトップクラスです。iPhone8のバッテリーは約1821mAhなので、倍以上ありますね!
また、「リバースチャージ」という機能も搭載されていて、ZenFone 4 Max自体がモバイルバッテリーの代わりとして使えます。「ZenFone 3 Max」にもこの機能は搭載されていますが、3よりも約2倍の速度でチャージ可能とパワーアップされてます。
DSDS対応でmicroSDも使えるよ
最近の機種では主流になってきた「DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)」は2枚のSIMカードを同時に待受けにできる機能になります。
中には安いデータSIMと通話SIMを別々に使う人がいますが、一般生活では通常の格安SIMが1枚あれば十分ですね。
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オイラも2枚同時に使ったことはないっスね。
指紋センサーは搭載しているよ
ほんとんど主流になりつつある指紋認証も搭載しています。360度からの指紋を認識し、0.3秒で画面ロックを解除。5本指まで指紋の登録が可能です。
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オイラ的にはAndroidの方がiPhoneよりも指紋認証機能は優秀っスね
ZenFone 4 Maxの注意するポイント
ZenFone 4 Maxを購入するにあたって、知っておくポイントが2つありますので確認しておきましょう。
画面解像度がZenFone 3 Maxよりも低い
ZenFone 4 Maxの解像度は1,280×720のHD。ZenFone 3 Maxは1,920×1,080のフルHDと前作の方が優れています。
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解像度は確かにZenFone3MAXよりも低いっスけど、実際YouTubeやテキストとか確認したけどオイラ的には全然アリだったスけどね
モンストアニメで確認しましたが、普通に綺麗ですよ笑
写真自体がちょっと暗いですが、フォントのギラつきも特に目立ちませんでした。
ジャイロセンサー非搭載
ジャイロセンサーはARコンテンツ、VRコンテンツ、YouTubeの360度動画などを楽しむ際に必須のセンサーですが、ZenFone 4 Maxにジャイロセンサーは対応していません。
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ポケモンGOもジャイロがないと寂しいっスね
ZenFone 4 Maxがセット購入可能なMVNO
「ZenFone 4 Max」と格安SIMのセット購入が可能なMVNOは、
・LINEモバイル:選べるキャンペーン
・BIGLOBEモバイル:15,600円キャッシュバック
・IIJmio:Amazonギフト券1万円
が挙げられます。(2017年12月時点)全てドコモ回線を使用していますね。
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3社ともにキャッシュバックやAmazonギフト券などのキャンペーンをやってるからチェックは必須っスね
ZenFone 4 Maxの個人的評価と感想
3Dゲーム性能は低いですが、その他に関しては快適にAndroid OSやネットサーフィン、SNSを動かせるスペックに仕上がっているなどトータルコスパ性はかなり高いです。安価で使い勝手の良い端末を探している方は要チェック端末です。
大人や高校生のメイン機としては若干心もとないですが、中学生やガラケーからの乗り換えてで格安スマホを探しているという方には全然アリですね!
キャンペーン重視だと現状BIGLOBEモバイルがお得ですが、LINEモバイルは4つのSNSアプリ(LINE・Twitter・FaceBook・インスタ)のデータ量がカウントされません(コミュニケーションフリープランの場合)。
実際に僕の娘はLINEとTwitterだけで1ヶ月3GBは使ってしまうので、目先のキャッシュバクではなく、LINEモバイルのカウントフリーの方が長い目で見ると結果お得になるケースもあります。
SNSヘビーユーザーでなければキャッシュバックを先行しても良いでしょう。